(2)コロコロ変わる警察側の説明

警察側の説明

この現場状況が、なぜか警察の説明で次々と変わっていきます。

現場隊員の説明(2009年8月3日付 苦情申出書)

走行車線の車両(A車)を追い越す時、瞬間的に150Km/h出ていた。
その後、速度が安定したところで速度測定を行った。

久留米分駐隊長より受けた説明(2009年8月28日 電話連絡)

150Km/h で走行している車両を隊員が確認し、追尾を開始したが追いつけず、前方の車両(A車)に追いつき、速度が落ちたところで速度測定を行った。

事実調査結果報告書(2009年9月2日付 事実調査結果報告書)

150Km/h で追従を開始したが、前方の車両(A車)に追いつき減速したため測定完了できなかった。
A車が走行車線へ進路変更した後、追い越し車線で再度加速を始めたことから速度測定を行った。

どうして同じ現場の説明が、このように変わってしまうのでしょうか?おかしいでしょう?

開示請求により、調査結果報告書を手に入れています。
この資料によると、鳴らしていないサイレンを吹鳴している、とも報告されています。

事実調査結果報告書(2009年9月2日付 事実調査結果報告書)

速度測定完了した時点からサイレンの吹鳴を始め、その先で申出者と並進した時点までサイレンを吹鳴している

なぜ警察側の報告に差異があるのか?

おそらく、追越車線で私の前が空いた事から「スピードを出すだろう」という警察隊員の思い込みにより、追走測定を開始するため赤色灯を点け、追い上げを開始したのでしょう。
しかし、追いつく前に私の車が走行車線へ移ってしまったため、測定する事ができなかった。
この時の警察車両の速度が124km/hだったのでしょう。
(つまり、私の車両は124km/hで追いつく事ができる程度しか出ていなかったということです)
隊員は測定完了できなかったが、諦められずに私の進路を塞ぎ、様子を伺ったのだと思います。
そのため、サイレンや停止命令などが出せなかったのでしょう。

このようにして、不正に取締りを実施してしまったため「150km/h 出ていましたよ」などという嘘をついて、なんとか 124km/h を認めさせようとしたのだと思います。
その結果、現場での隊員説明では、いちばん速度が出たと予想できる追越時という説明であり、否定する私を威圧するという態度に出たのでしょう。

100km/h で走っていて「150km/h 出てましたよ」と言われ「ありゃ?そんなに出てましたか~」などと言うと思ったのでしょうか。
そんな速度感覚では運転していません。
何度思い返しても、バカにされていたとしか思えませんね(怒!)

ドライバーをバカにしてますよね!?

この取締りから数日後、私からの苦情が届いたはずです。
そこで、現場で吐いた嘘の150km/hを、なんとかして事実だった事にしなければならなくなったのでしょう。

追越時に150km/hなのに、記録が124km/hでは不自然なので、まずは追越する前に150km/h出ていたという事にしたようです。
私が急な車線変更を見たという申出を無視して・・・
過去の事例に当てはめたのでしょうか?事実っぽい状況の報告書を作成し、隊員の不正を誤魔化す工作をしています。
しかし、私にとっては身に覚えのない状況で滅茶苦茶です。
A車へ追従走行していたのに、まるで暴走していたかのような言われ様です。

こうして、久留米分駐隊では虚偽のシナリオを組み立てたのでしょうが、また問題に気付いたのでしょう。
再度、シナリオを書き換えた結果が「事実調査結果報告書」のようです。
こうして、おかしな事に、事実が記載されない事実調査結果報告書」というものが警察の手により作り上げられました。
そして恐ろしいことに、この「事実調査結果報告書」だけで公安委員会は判断を下します。

警察の警察による警察のための報告書。。。
へー、便利な報告書があるんですねー

昨今の不祥事からも、「警察が嘘をつくはずが無い」などという人は少数だと思いますが、組織ぐるみでこのような悪事を平気で働く事はご存知だったでしょうか。
このような手口で不正を行うのですから、いつ我々に襲ってくるかわからない災難です。
警戒しておかないと、あなたにも襲ってくるかもしれませんよ?ご注意ください。