警察の不正行為を受け、警察法第79条に基づく苦情の申出をしました。
ところがその実態は、警察の不正を揉み消すために警察組織ぐるみで嘘を重ね、申出者に全ての問題を押し付けるような対応でした。
警察が不正を働き、公安委員会がそれを容認し、県や国は関係ないと突っぱねます。

このような理不尽な実態を広く知ってもらい、警察権力の在り方や管理の問題を認識して欲しいのです。
また、警察に対して苦情を申出たい方へ、苦情申出の書き方や異議申立など、参考になれば良いと思います。

今までにも警察は不正を揉み消してきて、被害者は泣き寝入りするしかなかったのかもしれません。
私が受けたこの事実を公開しますので、警察がどのような対応をしてくるのかも想定して対策を講じていただき、一方的な対応を受けないよう皆様のご参考になれば良いと思います。

本来、苦情申出制度とは警察職員の違法性や不当性を審査し、それを是正する目的であるはずです。
それが、審査の過程で事実を捻じ曲げてしまうのでは、なんの問題解決にもなりません。
ここでは、その目的が果たせていない実例として、事実を公開していきます。

誤解しないで頂きたいのですが、私は「苦情を申出ても、意味ないですよ」と伝えているわけではないです。
苦情申出制度しか方法が無いのであれば、ここに申し出るしかありません。
苦情申出制度に苦情が集まらなければ「警察に問題はない」と認識されてしまうため、苦情は申し出て欲しいと思っています。
申出ることで、苦情をどのように対応したのか記録に残りますので、不適切な対応をした証拠になりますし、発生件数が上がれば警察組織としても何らかの対応をしなければならなくなるでしょう。

「苦情を申し出る制度があります。」
「苦情発生件数は少ないです。」
「故に、警察活動に問題はありません。」
という逃げ道の手助けをするつもりはありません。

私の場合は、申し出た苦情に回答してもらえず、一方的な対応で片付けられようとしている問題を知ってもらおうと考えて公開しました。
問題が認識され、警察、公安委員会に厳しい目が向く事を願います。

2024/05/18
デジタル大臣が自身のXアカウントで「交通違反時の書類への押印・拇印は任意なので断って問題ない」と投稿し、話題となった。
私の場合、隊員は私の指を掴み、指印を隊員により押されました。
強制的に指紋を採取されることに不快感ありましたが、これは完全にアウトだったのではないでしょうか?

県や国の対応

この問題を、県や国に対してぶつけてみましたが、その結果は次のようなものでした。

熊本県公安委員会熊本県公安委員会は熊本県警察を管理する行政委員会であり、福岡県警察に関する事案については対応できませんのでご了承ください。
国家公安委員会国家公安委員会と福岡県に置かれる福岡県公安委員会とは相互に独立した機関であり、国家公安委員会においては、御指摘のような個別の事案には対応できませんので、御了解ください。
警察庁回答なし
福岡県監査委員 審査請求監査委員事務局は、当該事案のような異議申立に対する決定についての審査請求の事務処理を行う機関にはなっておりません。
このため、本案につきましては、当課で対応できませんのでご返送させていただきます。ご了承願います。
総務省 行政相談総務省の行政相談では、国の行政に関する苦情、要望等を受け付け、公正・中立の立場から関係行政機関などに必要なあっせんを行い、その解決や実現の促進を図っています。
(申出のあった)ご相談は、地方公共団体の行政に関するものであり、このようなご相談については、当局としては対応いたしかねますので、ご理解をお願いします。

このように、警察の不正は当該公安委員会が問題ないと判断を下すと、そこで不正は揉み消されます。
公安委員会はいったいどこが管理するのでしょうか。
警察としては、公安委員会さえ味方に付けておけば、やりたい放題というわけですね。

現在までの状況

2009/6/28九州自動車道 下り129.2キロポスト付近で、福岡県高速道路交通警察 久留米分駐隊により高速国道本線車道法定最高速度違反として取締りを受けた。
記録は124km/hで速度違反との事だが、一時的に150km/h走行していたなどと事実と異なる説明を受ける。
124km/hでもおかしいと思えるのに、150km/h走行はありえない事なので否定すると、威圧的な物言いによって遮られた。
2009/7/3福岡県公安委員会へ、事実と異なる説明や威圧的な物言いを改善するよう苦情を申し出る。
2009/8/31ヶ月経過しても何ら返答ないため、福岡県公安委員会へ再度苦情を申し出る。
2009/8/28高速道路交通警察 久留米分駐隊長より電話がある。
隊長は「この電話で詳細に一つ一つ説明するつもりはない」と断ったうえで話しはじめている。
「そんな事を言いますか!」という威圧的な言動があった件は、隊員に確認し言った事を認めたとの事。
しかし「隊員は圧力をかけるようなつもりは無かったと思う。威圧的と感じられたのなら、それは謝るしかない。」と説明を受ける。
150Km/h で走行したという説明については、現場の隊員説明と異なっており、矛盾する内容だった。
また、サイレンについては取締りの取り決めにより「特例でサイレンを鳴らさなくてもよい」と説明。
矛盾する説明など反論したい気持ちがあったが、言った言わないの水掛け論を避けるため、「公安委員会より正式な回答を受けてから再度質問します」と伝え電話を切る。
2009/10/9福岡県公安委員会より通知。
「調査の結果、取締りは適正に速度測定を行っております。」
「取締り状況につきましては、現場での説明もなされており、高速道路交通警察隊の分駐隊長より詳しく説明されています」と回答。
電話説明しているとして詳細な説明もなく、苦情申し出の原因にも触れず、一方的に適正であったなどと通知している。
2009/10/13苦情申し出の原因が現場説明にあるのに見当違いな回答である、という理由で通知を返却する。
電話で説明しているとして説明を記載していない事、回答までに3ヶ月半も費やして調査している事を理由に、約2週間の期限付きで福岡県公安委員会へ再回答を求める。
2009/11/17回答が無いため、福岡県公安委員会へ状況を伺う。
2009/12/11福岡県公安委員会より通知。
「再度調査した結果、適正に速度測定を行っております。」と回答。
私は、調査は不要であるという認識だったが、なぜか再調査しており無駄な時間を費やしている。
また、今回も正当な理由もなく、回答期限も無視した一方的な回答に納得できない。
2010/1/14個人情報開示請求により、福岡県公安委員会の調査結果等の開示を求める。
2010/1/28個人情報部分開示決定通知により「公安委員会あて苦情等の調査結果等報告書」を受け取る。
この報告書により次の情報を得た。
・速度取締り状況は、事実と全く異なる状況が報告されている
・追従測定を完了させる条件を知る。私のケースでは条件が満たされておらず、124km/hの速度測定も虚偽であることが判明する。
・報告書にある地点、距離から算出すると、取り締まりのあった地点を越えてしまっている。
・現場説明の巡査長発言と、報告書の状況が矛盾している。
・警察車両は、道路状況から無謀といえる 170Km/h で走行したと報告されている。
・現場ではサイレンを鳴らされていないが「鳴らした」などと報告している。
・隊員の威圧的な言動は伏せられており「威圧的、感情的になることなく良識ある態度を持って応接している」などと報告している。
・隊長からの電話の内容も事実と異なる報告がされ、私を陥れようとしている意図が感じられる。
2010/2/8福岡県公安委員会へ「公安委員会あて苦情等の調査結果等報告書」の虚偽報告を指摘し苦情を申し出る。
2010/4/26回答が無いため、福岡県公安委員会へ調査状況を伺う。
ここまで、注意指導により改善されれば良いと考えていたが、現在までに改善される様子が見られない事、虚偽報告を行っている事実から、厳しく処分することを求める。
2010/5/6福岡県公安委員会より「再度調査した結果、測定及び現場説明は適正に行われております」とする回答が来る。
私の指摘については、次の2点のみ返答があった。
「170Km/h は現場の状況から危険性はなかった」
「サイレンの使用については妥当であったと理解している」
何を理由に危険性がなかったのか、サイレンは鳴らしたか鳴らしていないかの矛盾を指摘したものであり、何を回答しようとしているのか理解に苦しむ。
その他の虚偽、矛盾については無回答。
問題を避けた回答を繰り返しており、理由なく一方的に適正であったと判断され、全く納得できない。
2010/5/11福岡県公安委員会へ「公安委員会あて苦情等の調査結果等報告書」にある虚偽、矛盾箇所を再度指摘、威圧的な言動などの回答を含め、適正と判断している理由説明を求める。
2010/5/27福岡県公安委員会より「今後、同様の質問に対する回答は通知いたしかねます」と回答が来る。
2010/5/30福岡県警察Webフォームより、福岡県高速隊及び福岡県公安委員会の回答を求める要望を出す。
2010/5/31福岡県公安委員会へ、理由無く「適正であった」と判断し、回答を打ち切った理由を求め苦情を申し出る。
2010/6/15福岡県警察本部より何の連絡も無いため、福岡県警察Webフォームより再度要望を出す。
2010/6/16福岡県警察本部より電話があり「要望は担当部署に伝えるが、連絡や回答は無いかもしれない」との事。
2010/6/18福岡県公安委員会へ、福岡県警察本部より担当部署へ事実を報告するよう要望を伝えてもらった事を記載し、回答を求める苦情申出書を送信する。
2010/12/6要望が伝わっているはずなのに返答無いため、高速道路交通警察 久留米分駐隊長へ電話する。
しかし「公安委員会へ引き継いでいる為、今更コメントする事は無い」との事。
2010/12/7福岡県警察本部 監察官室に、私の受けた警察の不正行為について調査報告を求める。
2011/1/16福岡県警察Webフォームで次の回答を求める。
「久留米分駐隊長と電話で会話し、話した内容と報告書で差異がある事も伝えたが、それが回答でありこれ以上話すことは無い」という対応を受けた。
私は福岡県警察本部に事実を報告するよう隊員への指導を求めたが、どのような指導を行ったのか回答を求める。
2011/1/17福岡県警察本部 相談コーナーより電話があり「『伝える』とは言いましたが『指導する』とは約束していません」と回答を受けた。
2011/2/1福岡県公安委員会へ「久留米分駐隊は公安委員会が回答すべき問題」という認識のため、公安委員会へ回答を求める苦情を申し出る。
2011/2/8頃福岡県警察本部 監察官室より「福岡県公安委員会が調査を行い、結果を通知している」と、日付も表題も無い紙面1枚での回答が来る。
2011/2/11監察官室へ、警察の不正行為について公安委員会から回答を受けていない事、日付も表題も無い紙面1枚とは随分な回答である、と苦情を申し出る。
2012/1/23福岡県公安委員会へ、監察官室及び公安委員会の不正を揉み消す対応を改めるよう苦情を申し出る。
2012/05/23公開質問
 福岡県公安委員会
 福岡警察本部 監察官室
2012/06/08福岡県警察本部警務部監察官室 より回答がある。
2012/06/18福岡県公安委員会の回答はなし。
通知に納得できない理由を伝えているのですが、回答する意思はないようです。
2013/02/26免許更新で、異議申立を提出した。
2013/07/25異議申立の回答あり。
具体的な回答が来ましたが、相変わらず嘘だらけでした。
2013/09/10異議申出回答、及び、これまでの対応の公開通知
期限までに回答無いため、公開します。