(6)異議申立て 公開通知

これまでの対応を公開します

異議申立の決定書、及び、これまでの対応の事実をインターネットで公開するため通知を行いました。
予想通りというか、期限までに回答ありませんでしたので公開することにします。

公開通知

2013年9月10日
福岡県公安委員会 殿

異議申出回答の公開通知

2013年2月26日付けの異議申出に対する決定書を受け取りました。
決定書にある状況は、苦情申出により警察の嘘であることを再三指摘してきましたが、こちらの主張を全く無視した決定をされている事は非常に残念でなりません。

決定書によると、福岡県公安委員会は苦情申出に対して法に基づき回答しており、申立人の主張は失当であるという理由で異議申立てを棄却する決定をしております。
しかし、福岡県公安委員会の通知書のいずれにも、苦情についての回答がなされているとは認められません。
そもそも苦情を申出ることとなった原因は、次の点について納得いかなかったためである。

1.実際には150km/hもの速度は出していないのに、A車を追い越す時、瞬間的に150km/h出ていたと説明を受けたこと。

2.サイレンもマイクによる停車指示もなく取締まりを行われたこと。取締りが適正に行われたとは信じ難い。

3.でたらめな説明に対して否定したところ「そんな事をいいますか!」と威圧的な言動を受けたこと。

これら3点について、次のように事実と異なる報告をされており回答も得られていません。

1.150km/h走行について
現場隊員がA車を追い越す時と説明していたものを、報告ではA車が存在しないずっと手前であったことに変更されている。
この食い違いについての説明はない。

2.サイレン吹鳴について
初めのうちは、道路交通法施行令 第14条の緊急自動車の要件により、必ずしもサイレンを鳴らすことを要しないと主張していたが、どの部分が「特に必要があると認めるとき」に該当するのか?と回答を求めたところ無回答となった。
その後、サイレンは鳴らした事に変更されている。

3.威圧的な言動について
分駐隊長の電話説明により、本人が言ったことを認めている。しかし、その後一切回答無し。
報告では「威圧的、感情的になることなく良識ある態度を持って申出者に応接している」などと報告されており、威圧的な言動は無かった事に変更されている。

このように、都合よく状況を書き換えて取締りは適切であったかのような記録を作り上げている対応は、非常に問題があります。
行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に不服を申立てる行政不服審査法においても、事実と異なる報告のみを理由として一方的な決定をした事は問題であり、国民にとって不利益である事を広く知ってもらう必要があると考えます。
そのため、2013年7月25日付けの決定書、及び、これまでの対応の事実をインターネットに公開し、問題提起していく所存です。

決定書の内容等、公開しては不都合な箇所がありましたら理由を沿えてお知らせください。
納得できる内容であれば、黒塗りにする等の対応をします。
なお、2013年10月9日までに回答頂けない場合は「不都合な箇所は無い」ものと判断させていただきます。

全文

公開通知